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必ずお読み下さい(初級シスアド試験の既出問題)


 
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(4)  平成15年度秋期試験までは,独自の正解例を収録しています。平成16年度春期試験からは,情報処理技術者試験センターから発表されるようになった解答例を「正解」として収録しています。独自の正解例は,市販の問題集と食い違う場合があります。この食い違いに関して,このページ下部の「正解例の食い違いについて」で,見解の一部を掲載しています。
 

初級シスアド試験の既出問題

平成20年度秋期
 
平成20年度春期
 
平成19年度秋期
 
平成19年度春期
 
平成18年度秋期
 
平成18年度春期
 
平成17年度秋期
 
平成17年度春期
 
平成16年度秋期
 
平成16年度春期
 
平成15年度秋期
 
平成15年度春期
 
平成14年度秋期
 
 
平成14年度春期
 
平成13年度秋期
 
平成13年度春期
 
平成12年度秋期
 
平成12年度春期
 
平成11年度秋期
 
平成11年度春期
 
 
平成10年度
 
平成9年度
 
平成8年度
 
平成7年度
 
平成6年度
 
名作問題選
 
シスアド向けJ検問題
 

 

正解例の食い違いについて

初級シスアド試験では平成16年度春期試験より,試験の実施機関である情報処理技術者試験センターより正解が公開されるようになりました。しかしそれ以前は,正解は非公開でした。そのためそれ以前の問題では,代わりに独自の正解例を収録しています。
 
市販の問題集やこのサイトで公開している既出問題の正解例で,食い違うものがあります。それに連動して,市販の問題集で同じ問題の解説で異なるものもあります。
どれが正しいかの真相は闇の中ですが,見解や諸説により分かれる場合もあります。ここでは,それに関連することを取り上げます。
 
管理図の点の読みとり(平成12年度春期午前問14)
 A社では製造工程で部品の寸法を測定し,管理図でその品質を管理している。管理図では,上方管理限界と下方管理限界を破線で表し,これら一対の線を管理限界線と呼んでいる。さらに,管理図の中央にある太い実線を中心線と呼んでいる。次の社内標準によって,管理図中の点を異常と判定する場合,図に示した管理図で異常と判定すべき点は何個あるか。ここで,管理限界線近くとは,中心線から管理限界線までの距離の2/3以上離れた場所をいう。図に示した管理図では,中心線から管理限界線までの距離の2/3だけ離れた位置を点線で表している。
 
〔社内標準〕異常と判定する基準
(1) 管理限界線の外側又は線上に現れる点
(2) 連続する3点中の2点以上が管理限界線近くに現れる場合の,管理限界線近くの点
(3) 6点以上の点が,連続して中心線の上側又は下側に現れる場合の,6点目以降の点
(4) 3点以上の点が,連続して上昇又は下降する場合の,3点目以降の点
 

 
ア 2   イ 3   ウ 4   エ 5
この問題では,ウの4点かエの5点かで,書籍の正解例が分かれているようです。私としてはQC七つ道具の本家ともいえる,日本科学技術連盟の説をよりどころとしてエとしました。しかし正解が公開されていない以上,真相は闇の中です。
 
文書技法(平成11年度秋期午前問75)
問75 演習で,各種のソフトウェアの使い方を一通り説明した後で実習を行うことにした。講師の指示の言葉として,最も適切なものはどれか。
 
ア 効果的なソフトウェアを利用して,適切にホームページを作ってください。
イ ソフトウェアを効果的に利用して,適切なホームページを作ってください。
ウ ソフトウェアを適切に利用して,効果的にホームページを作ってください。
エ 適切なソフトウェアを利用して,効果的なホームページを作ってください。
正解例はイかエになります。題意からエにしましたが,イでもエディタや画像処理ソフトを活用する上で,「ソフトウェアを効果的に利用して」は間違いといいきれません。不明なものはできるだけ原典を調べますが,そうはいかない問題もあります。
 
簿記会計(平成13年度秋期午前問76)
問76 図はX社の債権管理に関する手続きの流れである。得意先の支払条件が,毎月20日締め翌月10日現金払いのとき,図中のAに入れる手続きはどれか。
 

 
ア X社の締切日までに計上された売掛金の集計
イ X社の締切日までに計上された買掛金の集計
ウ 得意先の締切日までに計上された売掛金の集計
エ 得意先の締切日までに計上された買掛金の集計
Aは売掛金の計上と請求の間に行うことから,売掛金の集計になります。一般に売掛金等の計上時期は売り手側で処理されますが,問題文で「得意先の“支払条件”が〜」となっており,得意先との支払条件が合意している場合には得意先の締切日に合わせて請求する場合があります。その点からは,ウになります。しかしゲストブックに,知り合いの会計士の方に聞いたがアが正しいとする書き込みもありました。私は税理士や公認会計士ではないので,会計に詳しい方に確認をとりましたが,商慣習によりアにもなるしウにもなるとの答えでした。そのためこの問題の正解例は,アもしくはウとしました。
 
dpiはdot per inchかdots per inchか
1インチあたりのドット数を表す単位であるdpiは,ネット上の日本の用語事典サイトでは,dot per inchと表記しているところが多いです。しかしアメリカの有名用語事典サイトwhatisでは,dots per inchと複数形になっています。bpiなども同様です。1インチあたりのドット数である以上,そのドット数は複数形になるという判断では,dots per inchが妥当と思い,私の著書ではそう表記しています。しかし,何を以て正式な定義とするかの問題もあります。
 
ダイ「ヤ」ルアップか,ダイ「ア」ルアップか
これは用語表記上の問題ですが,初級シスアド試験の既出問題ではダイ「ア」ルアップと表記されています。しかし,他の試験区分ではダイ「ヤ」ルアップの表記もあります。そのためそれぞれに合わせて,両方の表記を使い分けています。試験問題の回答はマークシートなので混乱が生じることはありませんが,書籍を書く上で用語表記は統一すべきなので,気になるところです。
 
1バイトは8ビットか
1バイト=8ビットで学んだことと思います。ただし例外もあって,7ビットや6ビットとする場合もありえます。これはJISの定義で「一つの単位として扱われる複数のビットからなる列。通常,1文字又は文字の一部分を表現するもの。」としており,その備考2に「1バイト中のビット数は,通常,8である。」としているからです。以前のJISの定義は,「8ビットからなる列。」でした。
 
既出問題の90%以上は,正解例を確定できる問題です。だからといって上記の問題が不適切かというと,そうともいえません。新しい事業を始めるにあたってのリスクが避けられないのと同じように,新傾向の試験問題を作成する上で,こういうことは避けられないからです。もしこのリスクを恐れていたら,使い古しのような無難な問題ばかりを,繰り返し出題する事態になるでしょう。この世の中に「絶対」はない以上,確定できないことを一部に残しながらも,前に進むことになります。
 

 
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