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既出問題と解説(平成19年度春期試験問題)


 
以下の条件をご承諾下さる方に,正解と解説を公開します。下のリンクをクリックしたことで,承諾したものとします。
(1)  無償で公開します。自己採点や復習にお役立て下さい。ただし,内容の保証や個別のサポートは致しません。
(2)  営利目的の転載や引用を禁じます。なお正解は,情報処理技術者試験センターで発表されたものを掲載します。
 

午前問題

全問とも必須問題です。
 
簡易版ですが解説も掲載します。
詳細で,根本から理解できる解説は,私が執筆した問題集,及び私が手がけるeラーニング「初級シスアド ネット講座」
で掲載します。
 
平成19年(2007年)度春期午前 問題(問01〜問20)
 
平成19年(2007年)度春期午前 問題(問21〜問40)
 
平成19年(2007年)度春期午前 問題(問41〜問60)
 
平成19年(2007年)度春期午前 問題(問61〜問80)
 


午後問題

全問とも必須問題です。
情報処理技術者試験センターで発表された正解を掲載します。
解説は非公開で,市販の書籍などをご活用下さい。
 
なぜ午後の解説を公開しないのですか?
理由は2つあります。
(1)  学校での授業や市販の書籍など,教育は学費(担当者の生活費など)を払って受けるサービスです。それで生活している方々(私もそうですが)への配慮として,無償公開と有償公開とを分けているからです。
(2)  過去にこのサイトで公開している解説と,酷似した内容の解説を収録した問題集が複数出回ったことがあったからです。生々しい話ですが,転載防止のためなのです。ただし,問題を解説した書籍が出回り,十分な期間を経過したものは,解説を掲載しています。
 
 
平成19年(2007年)度春期 問題文中で共通に使用される表記ルール(P2)

平成19年(2007年)度春期午後 問題(問1)
 
平成19年(2007年)度春期午後 問題(問2)
 
平成19年(2007年)度春期午後 問題(問3)
 
平成19年(2007年)度春期午後 問題(問4)
 
平成19年(2007年)度春期午後 問題(問5)
 
平成19年(2007年)度春期午後 問題(問6)
 
平成19年(2007年)度春期午後 問題(問7)
 


 
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平成19年度春期試験の講評

よくある質問と回答

講評の前に,よくある質問とその回答を掲載します。
  1. 配点予想は公開していますか
    このサイトではしていません。ただし,解答速報をしている業者では,独自のデータにより公開しているところもあります。そちらを参照すればよいでしょう。
     
  2. 得点分布は公開していますか
    過去の統計ですが,情報処理技術者試験センターサイトで公開しています。『学校等における教育担当者向けセミナー』のページにある(2) 初級システムアドミニストレータ試験 午後試験 出題のねらいと試験結果の講評(PDFファイル)のP12(午前試験)とP16(午後試験)をご覧下さい。
     

午前の講評

これまでより突っ込んだ内容の問題?
 
このサイト内のゲストブック(掲示板)を読むと,午前問題が難しく,午後問題が比較的易しかったとの書き込みが多いです。ただし,既出問題の再出題(問題文を一部違えた問題も含む)は依然として多く,年度/期別の再出題数は17年度秋期と15年度春期の2つをピークとしています。
 
難しかったのはそれ以外で,従来から一歩突っ込んだ内容の問題が目立ちました。例えば問35と問70のアローダイアグラム(PERT図)ですが,従来はクリティカルパスを求め,それから短縮できる日数などを求める形式でした。ところが今回は,最遅開始日や,最早結合点時刻と最遅結合点時刻が問われました。また問22では,HTMLとXMLの違いについて出題されました。従来からHTMLとXMLは幾度か出題されましたが特徴を知っていれば解ける問題でした。今回は,文法的知識までが問われました。
 
新傾向問題は?
 
新傾向問題ですが,セキュリティ関係では,問46でメッセージダイジェスト,問47でワーム,問48でICカードの運用,問49でLANアナライザ,問50でソーシャルエンジニアリング,問54で物理的安全管理措置,が該当します。セキュリティ関係は新しい犯罪の手口や技術が次々と登場してくるので,一般的に知られたものだけでよいですから,それらを理解しておく必要があります。
 
セキュリティ以外の新傾向問題ですが 問12のRFIDは最近普及しつつある技術です。問74のMRPは,これまで他の手法の問題での選択肢で登場はしていましたが,今回は正味所要量の計算で求められる必要情報が問われました。それ以外では,問64の企業会計原則があります。これは昭和24年に設定され,その後も幾度か改定されてきた原則で新しいものではありませんが,初めての出題です。
 
難易度はアップした?
 
これらの影響があって問題自体の難易度はアップしたといえますが,得点はスコアに換算され,それが合否判定に使われます。そのため問題があまり解けなくても,受験者の中で相対的に上位のスコアであれば合格できますので,学習は続けていく必要はありますが,悲観することはありません。
 

午後の講評

出題内容の構成はこれまで通り?
 
前回の平成18年度秋期試験では,表計算が2問,データベースが2問,アクセス権の設定を運用管理に含めるとシステム運用が3問,という構成です。業務分析と改善はありませんが,今回はデータベースが2問,業務分析と業務改善が3問,セキュリティが2問,とセキュリティが1問多くなった構成となっています。
 
午後のデータベース対策も必須?
 
平成17年度秋期試験と平成18年度春期試験の午後問題では,データベースの設計に関する問題はあるものの,SQL文が出てくる問題がありませんでした。そのため,もう午後問題でSQL文は出題されないのではないかという噂がありました。情報処理技術者試験センターが平成18年8月8日に開催した,「教育担当者向けセミナー」の資料が,同センターのWebサイトで公開されています。その資料の一つに「主な質問と回答」があります。
http://www.jitec.jp/1_00topic/topic_20060814_seminar_5.pdf
そこに掲載されている質問に,「初級システムアドミニストレータ試験でSQLが出題されなくなった理由を知りたい。」があり,その回答として「出題されなくなったということではありません。SQLは、基本情報技術者試験の言語のように毎回出題されることが明記されているものではありませんが出題範囲であることは変更されていませんので、今後も出題の可能性があります。」とあります。そしてその後の平成18年度秋期試験,および今回も出題されました。今後も午後問題では,データベース(SQL文)対策は必須とみて学習すべきでしょう。
 

次回に向けての受験対策

用語を知っているだけではだめ,内容も理解する
 
例えば午前問74のMRP(資材所要量計画)に関する問題では,MRPという用語を知っているだけではだめで,どのようなことを行うのかまでを理解していれば解ける問題です。午前問78の不正競争防止法に関する問題もそうで,どのような法律なのかを知っているだけでは不十分で,どのような内容が規定されているかまで理解しておく必要があります。今回の午前の試験では,そのあたりで差が開く問題が目立ったように感じますし,実務で役立つ知識という面からも,そこまで理解すべきでしょう。
 
応用的なSQL文と,幅広い教養
 
春期試験の午後問題は,比較的素直な出題で,ボリュームがあって多方面から出題されるという傾向がありました。これは前回もそうで,今後もそうなると予想しています。テーブル修飾子を使って,1つの表を2つあるように取り扱うSQL文が前回とともに今回も出題されましたが,次回は出題されるかどうかは?として,応用的なSQL文が分かるようになる学習が必要でしょう。とはいっても,午前の学習成果を活かして,少し長い(複雑な)SQL文も理解できるようになればよいということです。
 
セキュリティは,学習というよりも,むしろ日頃の教養が問われます。パソコン雑誌でのセキュリティ記事や,セキュリティソフトの製品紹介文が意外に役立ちます。
 
来年秋より試験制度が改定?
 
経済産業省が試験制度改定を検討する委員会が設置し,情報処理技術者試験の試験制度改定について検討していきました。そして4月20日に「高度IT人材の育成をめざして(案)」という報告書案が出て,試験制度改定の概要が具体化してきました。
「高度IT人材の育成をめざして(案)」に対する意見募集について
 
それによると,IT人材のスキルを7段階に分類した共通キャリア・スキルフレームワークを作成し,初級シスアド試験はそのレベル1に対応する入門的な試験に移行することが検討されています。出題内容では,コンピュータ科学基礎や,システム的・論理的思考力や実務の把握力および問題発見・解決力を問う問題が追加され,出題範囲を広げることが検討されています。
 
まだ確定はしていませんが,来年秋から初級シスアド試験は,名称をエントリ試験(サブタイトルはITパスポート試験)に変更し,IT人材の入門的な試験に移行して実施されることが検討されています。では初級シスアド試験は,難易度はどうなるのか,制度が変わる前に合格した方がよいのか,といった疑問が生じることと思います。結論から言えば,今のところはこれまで通りでよいと思います。少なくとも,平成20年度春期試験までは現状のままです。そして毎年数万名も受験する国家試験ですから,スムーズに新制度に移行できるように措置が講じられるとみています。これまでに合格された方の評価も同様です。そのため,このまま学習を続けて受験していけばよいでしょう。なおこのサイトでは,今後も新制度の情報を提供していきますし,私が執筆する教材でも新制度の内容を素早く反映させていくようにします。
 
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