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初級シスアド試験 既出問題と解説(平成15年度秋期試験)


午前問題

全問とも必須問題です。
簡易版ですが,解説も掲載しています。
詳細な解説は,私が刊行する受験対策書籍と,私が実施しているeラーニングサービス「初級シスアド ネット講座」に収録しています。
 
問題文の表記について(午後も共通です)
(1)  丸付き数字は文字化けする可能性があるため,【 】で囲んだ数字に変換しています。(他の年度の問題では,丸付き数字を画像で取り込んで表示しています)
(2)  ローマ数字は文字化けする可能性があるため,英大文字のIとVと組み合わせて表記しています。たとえばローマ数字の3はIII,4はIVといった具合です。
(3)  見やすさの点から,SQL文に手を加えています。例えば+などの演算子や=は,全角文字を用いています。
 
平成15年(2003年)度秋期午前 問題(問01〜問20)
 
平成15年(2003年)度秋期午前 問題(問21〜問40)
 
平成15年(2003年)度秋期午前 問題(問41〜問60)
 
平成15年(2003年)度秋期午前 問題(問61〜問80)
 
 

午後問題

全問とも必須問題です。
正解例を掲載します。解説は非公開で,市販の書籍などをご活用下さい。
解説は,私が刊行する受験対策書籍と,私が実施しているeラーニングサービス「初級シスアド ネット講座」に収録しています。
 
なぜ午後の解説を公開しないのですか?
理由は2つあります。
(1)  学校での授業や市販の書籍など,教育は学費(担当者の生活費など)を払って受けるサービスです。学校や出版社など,教育産業で働いている方々(私もそうですが)の生活と雇用に配慮して,無償公開と有償公開とを分けているからです。午前の解説で簡易版を無償公開しているのも,同じ理由です。
(2)  過去にこのサイトで公開している解説と,酷似した内容の解説を収録した問題集が複数出回ったことがあったからです。生々しい話ですが,転載防止のためなのです。ただし,問題を解説した書籍が出回り,十分な期間を経過したものは,解説を掲載しています。
 
 
平成15年(2003年)度秋期午後 問題(問1)

平成15年(2003年)度秋期午後 問題(問2)

平成15年(2003年)度秋期午後 問題(問3)

平成15年(2003年)度秋期午後 問題(問4)

平成15年(2003年)度秋期午後 問題(問5)

平成15年(2003年)度秋期午後 問題(問6)

平成15年(2003年)度秋期午後 問題(問7)

 


 
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平成15年度秋期試験の講評
 
午前の問題
 
難易度は例年並み?
今回も過去の試験と同様に,既出問題の再出題が,少し違えた程度で多数出題されました。新作問題もありますが,過去問重視で学習されてきた方にはそう手強くはないと感じたことと思います。難易度は例年並みといえるでしょう。
 
予測手法と能力開発手法
今回の特徴として,予測手法と能力開発手法が多く出題されました。これらのジャンル自体は,初級シスアド試験の出題範囲で重視されている分野です。しかしインバスケット法など正解例以外の選択肢を見ると,かなりの専門的な内容です。そのためこれらの問題は,解けなくても影響は少ないでしょう。
 
基本に立ち返った問題
問1の様々なROMの種類に関する問題は,私も過去に類題を作成したことがあります。半導体メモリの種類を知ることは情報処理の基本の一つですが,これまで出題されていなかった問題です。また問23は,表計算ソフトの基礎力を図るにはこれまでになかったよい問題で,参考書の例題に是非とも収録したい良問です。問22の金種計算の問題は,過去に出題があったとはいえ,表計算問題の定番です。このように,基本に立ち返った問題が目立ったのも,今回の特徴です。
 
より深くなったセキュリティ問題
適切なパスワードを選ぶ問題やディジタル署名に関する問題の難易度は例年並みでしたが,問55のSSL,問56のセキュリティポリシに関する問題は,より突っ込んだ内容となりました。シスアドに問われるスキルとして,また情報化社会の高度化に合わせて,セキュリティの出題の高度化は当然のことです。情報セキュリティアドミニストレータ試験とのオーバラップもこれからは増えることでしょう。
 
午後の問題
 
データベース重視傾向が復活
今回のデータベースの出題は問1,問3,問4で,しかも問1と問4はE-R図を完成する設問まで共通という重視ぶりです。出題傾向には波がありますが,今回は平成12年度春期と平成13年度春期並みと思います。
 
業務改善問題は条件解析能力が得点を左右
問5のローン審査業務の改善,問7のスキー場における人員配置計画は,業務改善に関する問題であり,問題文にある条件をいかにすばやく解析できるかが,この問題での得点を左右します。また問7は,何を重視するかで正解例が変わる面があります。
 
次回に向けての受験対策
 
過去問題は何年前のを解いたらよいか?
この仕事をしていると,前回の試験では平成XX年X期の問題がよく出題された,今回の試験は平成XX年X期にヤマをかけたらよいか,といった質問を受けることが何度かあります。例えば今回の午前問題の場合,既出問題とほぼ同じ問題と類題を含めた場合,32問あります。この数字は,既出問題とほぼ同じ問題や類題に含める基準で変動し,類題に含める範囲を広くすれば,40問以上が該当します。また,例えば今回の限界値分析の問題は平成XX年度X期の類題で,その既出問題はさらに平成XX年の類題である,といったつながりもありますので,あくまで一例として見ると,その内訳は下表のようになります。
 
8年 9年 10年 11年春 11年秋 12年春 12年秋 13年春 13年秋 14年春 14年秋 15年春
1 1 1 3 3 2 4 3 5 8 0 1
 
平成13年秋と平成14年春がピークになっていますが,それより前の年度ではおおむね等しく出題されています。結論をいえばヤマははらずに,年度に関係なく良問を解いて実力を身につけることが一番,ということになります。その良問を選んで提供するのが,私もそうですが教材作成者の腕の見せ所です。
 
出題範囲に関連する法律の改正が目白押し
法律の改正は毎年あることですが,今年は特に情報処理技術者試験の出題範囲に関連した法律の改正が目立ちました。主なもので3点ありますので,私が出した古い本へのサポート情報として掲載します。
 
(1)  電気通信事業法が改正され,第一種電気通信事業と第二種電気通信事業の区別がなくなります。つまり,第×種電気通信事業という事業区分は,なくなるということです。そのため,平成15年度春期午前問78などは陳腐化した内容となります。
(2)  労働者派遣事業法と労働基準法が改正され,派遣期間の変更(1年→3年)などの規定が変わります。また2002年の改正ですが,ソフトウェア開発やセールスエンジニアの営業など,政令で定める26業務の派遣期間の制限(3年)がなくなりました。
(3)  著作権法が改正され,映像コンテンツのみ,権利の保護期間が50年から70年に延長されます。
(4)  法律ではありませんが政府の知的財産戦略により,「知的所有権」に替えて「知的財産権」,「工業所有権」に替えて「産業財産権」,という用語を使用する方針が打ち出されており,今回の午前問77は,これに準じた記述となっています。
 
平成16年に施行のものありますが,次回以降の試験問題は,これらの変更に合わせて出題されるものと思われます。私が今後出す本は,これらの変更を反映させていますが,既刊の古い本で学習される方もいるはずです。その際は,上記の変更内容をご参照願います。
 
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