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初級シスアド試験 既出問題と解説(平成13年度秋期試験)


午前問題

全問とも必須問題です。
簡易版ですが,解説も掲載しています。
詳細な解説は,市販の教材や私が今後発行する問題集等をご覧下さい。またeラーニングサービス「初級シスアド ネット講座」でも,詳細な解説を提供しています。
 
2001年(平成13年)度秋期午前 問題(問01〜問20)

2001年(平成13年)度秋期午前 問題(問21〜問40)

2001年(平成13年)度秋期午前 問題(問41〜問60)

2001年(平成13年)度秋期午前 問題(問61〜問80)

 

午後問題

全問とも必須問題です。
有償教材への配慮から,問題と正解例の公開のみとさせていただいています。解説が必要な方は,市販の問題集などをご利用下さい。私としましては,eラーニングサービス「初級シスアド ネット講座」で,詳細な解説を提供しています。
 
2001年(平成13年)度秋期午後 問題文中で共通に使用される表記ルール(P3)

2001年(平成13年)度秋期午後 問題(問1)

2001年(平成13年)度秋期午後 問題(問2)

2001年(平成13年)度秋期午後 問題(問3)

2001年(平成13年)度秋期午後 問題(問4)

2001年(平成13年)度秋期午後 問題(問5)

2001年(平成13年)度秋期午後 問題(問6)

2001年(平成13年)度秋期午後 問題(問7)

 


 
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平成13年度秋期試験の講評
 
午前の問題
午前の試験では,トータルとしての難易度は変わりませんが,以下の傾向が見られました。
 
ひっかけ問題の増加
例えば問3の用途に適したバックアップ媒体の選択問題ですが,一般にバックアップ媒体というと,磁気テープやMOなどの外部記憶媒体が使われます。ところがHDDが正解例となるため,意表をついてくる問題といえます。また問72も,繰り返し出題されているひっかけ問題です。
 
基本情報技術者試験と出題範囲の共通化
従来から,基本情報技術者試験と初級シスアド試験では共通の問題がありました。しかしファイル>レコード>フィールドはどちらかというとメインフレーム向けの基礎的事項であり,初級シスアド試験ではあまり縁のない内容でした。ところが今回,問8で出題されました。また問34のリミットチェックも,基本情報技術者試験ではおなじみの内容ですが,初級シスアド試験では初めてです。
 
簿記・日程計画問題の増加
 平成13年度春期試験でも,従来に比べて簿記の内容が深く問われました。今回はそれ以上で,今後は主要な算出式を理解する必要があります。またスケジューリングに関する日程計画も,PERTの知識が具体的に問われました。もっとも初級シスアド試験の出題範囲のうちの重点分野は「情報化と経営」となっており,その重点分野に該当するこれらの問題が多いことは当然といえば当然です。
 
情報化推進に合わせた問題
問22のデータマイニング,問61のCIO,問64のSCMは,最近の流行ともいえる情報化に関する手法や役職です。エンドユーザ側で情報化を推進する人材を対象とした試験としては,妥当といえる内容です。
 
セキュリティ問題の高度化
問54のコールバックは,これまでにも出題された標準レベルの問題です。問53の暗号化かぎと復号かぎの違いも,標準レベルでしょう。しかし問52のRSA,問55のCAの役割は,従来から一歩突っ込んだ内容です。
 
 
午後は新傾向
問5と問6は日程計画の問題で,これが一度に2問も出たのは初めてです。解く上で手間がかかることもあって,特にスケジューリングの実務経験の少ない人は面食らったことと思います。その分データベースや表計算は標準的な内容で,ボリュームの調整がはかられたことを窺わせます。前記にあるように初級シスアド試験の出題範囲のうちの重点分野は「情報化と経営」であり,その点ではデータベースが何問も出題されるよりは,日程計画の問題数が多かったり重点を置いて解くべき問題であるのは,当然といえば当然です。
 
 
その他の講評
su_Toshiさんのホームページで,私とは別の観点による講評が掲載されています。
 

次回に向けての受験対策
 
簿記は各種の算出式も学習
情報処理技術者試験では,いくつかの試験区分で昔から簿記の出題があります。その出題内容に,初級シスアド試験が近づいた面があります。営業利益と経常利益の違い,損益分岐点の数式や経常利益の式だけでなく,営業利益の違いや式なども理解するべきでしょう。
 
コンピュータを使った試験(WBT)と初級シスアド試験
基本情報技術者試験では次回の平成14年度春期試験より,問題用紙の持ち帰りが不可となり,試験の成績を照会することが可能になります。初級シスアド試験など他の試験区分では,従来通り試験問題の持ち帰りは可能で,試験の成績を照会することは不可能です。これは,コンピュータを使った試験(Web Based Testing)の導入の前段階としての措置です。今回は基本情報技術者試験だけで試験的な実施ですが,いずれは全試験区分がそうなるでしょう。
そうすると既出問題の入手は,受験者の記憶を集めて問題を再現する必要があるため困難で,その点から既出問題集は序々に減っていくことでしょう。何年たとうが出題される基礎的な分野や,簿記や日程計画のように内容が変わらない分野の既出問題は役に立ちますが,それ以外の分野の既出問題は年々古くなって通用しなくなるからです。このサイトでもそうなった時のことを以前より考えており,Web上で学習するeラーニングサービス「初級シスアド ネット講座」を4年前から実施して,出題内容の推移へのいち早い対応や,コンピュータを使った学習で様々なノウハウを蓄積しています。またその一環として,既出問題の午後の解説を少しずつですが掲載していきます。
 
受験対策教材は淘汰の時代へ
試験問題の持ち帰り不可により,既出問題集が年々縮小する可能性があることは,前に述べました。そうしたら,それの代わりに必要となるのが予想問題です。ところが出題傾向を先取りした,良問といえる予想問題を作成できる人はあまり多くありません。問題を解いて解説するのは比較的簡単ですが,一から問題を作成することはかなりの能力差がでるからです。特に午後の問題は手間と期間が相当かかるため,民間業者で本試験問題に匹敵するものを作るのは,能力面ばかりでなく進行や採算の面でもきびしいです。そのため一部には本格的なものもありますが,既出問題を手直しした程度の予想問題集が多く,これで「予想」問題集を名乗れるのかと思うようなものもあります。
こちらの舞台裏を少し明かすと,試験直後にこのサイトでその解説を公開すると,他の受験対策書を書いている方々から,このサイトの解説を参考にさせていただきましたというメールが毎回のようにきます。著作権問題を避けるため,先手を打ってきたということでしょう。その方々の本を後日に見てみると,自分で解ける問題はオリジナルで書き下ろし,そうでない問題はこのサイトの解説を少しだけ手直ししたような,そんな印象を受ける解説を収録しています。それは私の主観ですが,新傾向の予想問題を作成するとなると,そうはいかなくなります。試験問題の持ち帰り不可は,教材の執筆者にとっても真の実力が問われることになり,受験対策教材はやがて淘汰の時代を迎えることになるでしょう。
 

 
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